この業界に携わり木材一筋70年。この地で商売を続けられたことに感謝しております。85歳まで製材をしておりましたが、今は呉羽木材に入社してくれた従業員に仕事を任せる立場となりました。長年の苦楽を共にに歩んできた木材とは、これからも一生かかわり続けていくつもりです。また、従業員にはこれまで培ってきた自らの知識と経験を伝える役割を担っていきたいと思っています。

入社したての頃は力も知識もなく、工場の整理や掃除しかできず悔しい日々も経験しましたが、現在は、自分にできることを探し楽しみながら製材できたり、営業としてお客様に商品をオススメできるようになりました。まだまだ覚える事はたくさんありますが、木の良さをよりたくさんの方に知っていただける会社を目指し、初心を忘れず前進していきたいと思っています。

入社当初は、木材に関して右も左もわからない状態でしたが、最近では木材に関する知識もつき、先取り作業を通じて良質な木も分かるようになってきました。木は自然素材なので一本一本個性がありますが、兄の結婚祝いにケヤキのテレビボードを製作しプレゼントしたり、趣味のギターを持ち込んだ木でオーダーしたりと仕事以外でも木と触れ合い、楽しみを感じています。この先は、堅木の製材を経験し、木のスペシャリストを目指して頑張っていきたいと思っています。

先代の社長から声をかけていただき入社し、はや40年。今思い返すと、時代の流れの中で安定して仕事がない時期や、時代の変化とともに求められる作業も変化し、今日まで続けてくる中には大変なことがたくさんあった気がします。年齢的にも体力的にも厳しくなってきましたが、毎晩の晩酌を楽しみにまだまだ重たい木を担いで頑張っています。今日も一日仕事に真摯に向き合い、一生懸命に取り組んでいきます。

入社10年目。運送業を退職後縁があり呉羽木材に入社しました。製材業は重い木材を運んだり、夏場の焼却炉での作業など大変な面もありますが、大好きな野球のためにも良い体力づくりになっています。また、趣味の山菜取りで、山に入って見たスギの大木に素晴らしいと感じた自分がいました。これまでなら気にもとめなかった木に興味が湧き、自然と目がいった時には、この仕事に出会えて本当に良かったと思いました。この先もまだまだ現役続行で頑張ります！

呉羽木材に入社して20年目。入社当初から変わらない呉羽木材の良さは、和気あいあいと家庭的な雰囲気にあります。社員のみんなを家族のように思って接しています。お客様についても同じで、いろいろな方とお会いし、人の輪の広がりに日々喜びを感じています。この先も皆様との一期一会の繋がりを大切にし、常に気持ちの良い接客を心がけていきたいと思います。